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設立の趣意 沿革 事業内容 定款 事業・財務報告 事業計画・予算 役員名簿
岸本記念奨学会設立の目的

当奨学会は、創設者岸本吉則が、平成3年(1991年)に自ら経営する現KISCO株式会社の創立70周年記念行事の一つとして、 「財団法人岸本記念奨学会」の設立を提唱し、個人及びグループ各社が基金を拠出し、設立されたものであります。
岸本吉則の平成4年9月12日付設立趣意書に則り、当奨学会は香川県の大学に学ぶ学生を対象に、奨学資金の給与方式を採用し、学生 が存分に勉学に勤しむことができ、延いては将来社会に貢献しうる人材の育成を目的としております。

岸本記念奨学会
理事長 岸本 剛一


創設者の趣意書
岸本 一郎

岸本 吉則

近年、わが国は、目覚しい経済発展を遂げ、強力な経済力を支えに国民生活も安定し、文化も著しく向上してまいりましたが、いまだに優秀な学力を持ち、向学心に燃えながら、経済的な理由により進学の機会を失い、あるいは学費のために勉学の時間を割かざるを得ない青年も少なくありません。

私の祖父、岸本一郎は、香川県の三木町池戸に生まれ、香川県立農林学校(現香川大学農学部)を卒業の後、大正十年神戸市 にて化学製品専門商社 合資会社 岸橋商店(現岸本産業株式会社)を創立いたしました。その後七十年を経た平成3年10月に岸本産業がめでたく 創立70周年を迎えるにあたり、記念行事の一つとして、私岸本吉則及びグループ各社が基金を拠出し、「財団法人岸本記念奨学会」を設立し、 香川県下の大学に学び、向学心に燃えながら経済的理由から就学困難な学生に対し、奨学資金の給与を行い、持って健全なる青年の育成を図る こととしました。祖父は、香川県を離れた後も常に郷土を思い、自らの同郷の後輩たちが憂いなく勉学に励み、優秀な人材が育つ事を念願して おりましたので、私がその遺志を継ぎ、創業70周年を迎えたのを機会に財団法人を発起するものであります。

平成4年9月12日
創設者 岸本 吉則

(注)岸本産業株式会社は平成19年(2007年)10月にKISCO株式会社に社名変更

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